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糖尿病の病態
糖尿病は血液中のブドウ糖(血糖値)が高くなる病気です。血液中にブドウ糖があふれるため、 ブドウ糖は腎臓を経て尿として排出されます。
糖尿病は、このように腸から吸収されたブドウ糖がお体の中で有効利用されず、血液中にあふれている状態の病気です。
そうなってしまう原因は、すい臓でつくられるインスリンというホルモンが不足するか、または働きが鈍くなるためです。
血糖値が高いままの状態が長期に継続している場合が糖尿病です。

血糖値が高い状態がそのまま持続していきますと、ブドウ糖がタンパク質と結合して、糖化タンパクという物質が生成されてしまいます。この糖化タンパクが動脈硬化を促進させ、血行が悪化します。 血中のブドウ糖は、細胞にも取り込まれ、細胞が破壊されていきます。糖尿病は血管と細胞を破壊します。影響を受けやすい組織は、網膜、腎臓、血管、神経などです。
糖尿病の方は全国で700万人、境界型の人まで含めると2000万人いるといわれています。

糖尿病の主な症状と合併症
糖尿病の主な症状
糖尿病の主な合併症
糖尿病自体の症状
口渇、多飲、多尿、急激な体重減少、全身の倦怠感、脱力感など。
血管:糖尿病による動脈硬化症にともない、心臓では狭心症や心筋梗塞、脳では脳卒中、抹消動脈では壊疽がみられます。
糖尿病の合併症にともなう症状
網膜症、脳卒中、心筋梗塞、腎不全など。
(これらが発症して、初めて糖尿病が発見される場合もあります)
眼では糖尿病性網膜症、視神経萎縮。腎臓では糖尿病性腎症があり、進行すると、腎不全、尿毒症につながります。尿毒症になると、人工透析が必要になります。
神経では、糖尿病性神経症により、神経痛、知覚異常、筋肉のけいれんが現れることがあります。また、自律神経障害では、立ちくらみ、下痢、便秘、排尿障害などもみられます。


糖尿病の原因
生活習慣
その大部分が生活習慣(食べすぎ、運動不足、 肥満など)に関係する「インスリン非依存型糖尿病(U型)」です。肥満の方は、標準体重者の2〜3倍の発症頻度があるそうです。
脳卒中、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)などの病気は、動脈硬化高血圧症で起きる場合以外に、糖尿病の合併症として起こることもあるようです。
特定の病気等
U型糖尿病のほかにT型糖尿病や、特定のご病気の症状によって起きる糖尿病、薬剤の副作用によって起きる糖尿病もあります。
ビタミンDの不足
日光によって皮膚で生成されるビタミンDは、骨だけでなく、小腸、肝臓、すい臓、生殖器、副甲状腺など、全身に運ばれて、生物化学的作用を発揮するため、単なる栄養素としてではなく、一種のホルモンとしてとらえられています。中でも、すい臓から分泌され、血糖を下げるホルモンであるインスリンとビタミンDとの関係が注目されています。糖尿病は、このインスリンが不足したり、働きが鈍った状態です。po日照と糖尿病
ストレス
従来取り上げられることが少なかった病気とストレスとの関係が、昨今注目されています。糖尿病もその例外ではないようです。

糖尿病とストレス
po ストレスは万病の元
ストレスと病気の関係は、と聞かれて、まず頭に浮かぶのはストレスの精神面や自律神経に及ぼす影響です。私たちの体の中では、ストレスを感じると、副腎皮質ホルモン・コルチソルという物質が分泌されます。 ストレスを感じて、コルチソル分泌が多くなりすぎると、脳の海馬(記憶と関係)や辺縁系(情動と関係)という部位に、コルチソルの受容体(コルチソルと結合する部位)があるので、 記憶障害が起こったり、うつの感情が強くなってきたり、感情が制御しにくくなるといわれています。これがストレスの精神面に及ぼす影響です。

また、嫌なことがあると、食欲がなくなったり、不眠症になったり、女性なら生理が乱れたり、肌荒れが起きたりします。食欲、尿量、生殖、睡眠など、ストレスによって実に様々な症状が出るのは、ストレスが何らかの形で、視床下部という自律神経の中枢に影響を及ぼすからといわれています。これがストレスの自律神経系に及ぼす影響です。

しかし、ストレスは精神、自律神経などにとどまらず、糖尿病にも関係しているらしいのです。

po ストレスの糖尿病に対する影響
1:ストレス→コルチソル分泌→免疫抑制
私たちの体は、強いストレスを感じたとき、副腎皮質ホルモン・コルチソルが放出されますが、このコルチソルは、精神面だけでなく、血液中のリンパ球の数を減少させたり、リンパ節の大きさを小さくさせたりするなど、免疫機構を抑制する働きがあるとされています。
人生に無駄なことは一つもない。
「免疫力は、従来考えられていたような範囲を超えて、生体活動の膨大な部分を担っている。糖尿病を軽快させたり、 肝臓疾患高血圧を癒したり、慢性病や成人病( 生活習慣病)を治癒させたりという、自らの体の内部から健康を回復させようという働き( 自然治癒力)の部分でも免疫力は重要な働きを担っている」との某大学病院薬学部教授の指摘もあるように、 免疫と、糖尿病をはじめ多くの疾患との関係が指摘されています。
ストレス状態の継続、強いストレスは、ホルモン分泌を介して、私たちの体の大切な防御機構である免疫力を低下させてしまう可能性があるらしいです。

2:ストレス→コルチソル分泌→血糖値上昇
私たちの体は、緊急時(ストレス状態)には交感神経が優位となって、 心拍の亢進、筋肉や心臓にいく血管の拡大、筋肉や心臓にいく血管以外の血管の収縮などが起こりますが、血液中の血糖値も上昇します。
ストレス状態で、副腎皮質ホルモンが分泌されると、体の戦闘状態に備え、緊急時にすぐに使えるエネルギーが必要なため、肝臓がブドウ糖を多く生成するそうです。
これが一時的なものなら問題はありませんが、長期に継続すると糖尿病発症の可能性が否定できなくなります。
肝臓が働き疲れると、体も疲れてきます。何もしなくても疲れを感じるときは、ストレスの強いときかもしれませんよ。
(関連)なお、ブドウ糖は体のいろいろなタンパク質を変性(異常化)させて体の組織から柔軟性も奪ってしまいます。これが老化の一因といわれています。


血糖値が不安な方に


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