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免疫の働き
私達の体は約60兆個の細胞からできています。
私たちの体のなかの正常な細胞が、発ガン因子や活性酸素などによってダメージを受けると遺伝子が変異して、異常細胞となってしまいます。
異常細胞は、様々な物質を放出し免疫担当細胞の監視を免れながらガン化しようとします。
しかし全ての異常細胞が発ガンするとは限りません。体内には免疫担当細胞が存在しているからです。
健康な状態では、免疫担当細胞の監視の目が行き届いているので、異常細胞などの異物は排除されてしまうのです。
しかし、免疫力が低下してくると、免疫担当細胞が異常細胞を監視する機能が低下してしまい、異常細胞がガン化の道を進んでいくことになります。
ストレスなどによって、免疫力が落ちていると、免疫細胞などの異物を監視・発見・排除する機能が崩れ、ガンは増大・増殖していきます。 ガンは免疫病といわれますが、ガン以外にも様々な病気が、私たちの中にある神秘的な力・免疫力と密接な関係を持っていることがわかってきています。

様々な病気と免疫力
「免疫力は、従来考えられていたような範囲を超えて、生体活動の膨大な部分を担っている。
糖尿病を軽快させたり、 肝臓疾患高血圧を癒したり、慢性病や成人病( 生活習慣病)を治癒させたりという、自らの体の内部から健康を回復させようという働き( 自然治癒力)の部分でも免疫力は重要な働きを担っている」とは、某大学病院薬学部教授の指摘ですが、いま、多くの原因不明の疾患と免疫との関係が指摘されているようです。免疫というと ガンのことが頭に浮かびますが、ガンに限らず、免疫は、主なものだけでも次のような病気と関係しています

免疫力を低下させてしまう原因
加齢(20歳を過ぎると免疫力は徐々に低下)
過剰な運動、過労
運動不足
不規則な生活
暴飲暴食
偏食などによる栄養不足
睡眠不足
冷え(家庭内、職場)
ストレス
化学物質
喫煙
日照不足
ガンの3大療法
ガン治療において一般的なものは、手術、 抗がん剤(化学療法)、放射線のいわゆる三大療法です。
しかしこの三大療法では、免疫の低下を招いてしまうことがあります。副作用や後遺障害など、治療後の生活にも著しい支障を来す事もあるため、近年では、QOL(生活の質)を重視した治療法も見受けられます。

NK細胞等を活性化し免疫力を高める生活
スローフード
食事はよく噛んでゆっくりと
バランスの良い食事
毎日の食事から取る栄養が免疫に影響し、私たちの健康を左右します
暴飲暴食は避ける
腹八分目、夜食は控える
適度な運動
新陳代謝を良くし、免疫機能を活発にさせます
笑うこと(注)
良く笑うと免疫系が活性化します。作り笑いでも活性化するということです
規則正しい生活
早寝早起き、定時の食事
ストレスをためないこと
日々の生活の中で自分に合ったストレス解消法(気分転換法)を見つけることが望ましい
充分な休養と睡眠
免疫細胞の多くは、夜眠っている間に作られます

自然免疫
体内に異常細胞が発見されると、食細胞と呼ばれる白血球が、その異常細胞を食べて破壊してしまいます。
異常細胞をむしゃむしゃ食べてしまう、この食細胞のうち、大きなものをマクロファージ、小さなものを好中球といいます。
どっちも血液のなかを循環していて、侵入した細菌や異常細胞を発見すると食べてしまいます。このときの活動で炎症が起こります。
傷口が赤くなるのは、傷口から侵入した細菌や異常化した細胞をマクロファージが食べ、 マクロファージが出した信号を見て好中球が集まってきたためです。傷口の膿は細菌や免疫細胞の残骸です。

獲得免疫
獲得免疫とは、「抗体」のことです。私たちが、病原体に感染すると、B細胞という細胞が「抗体」というものを作ります。
「抗体」は感染した細菌や異常細胞を認識して攻撃するとともに、その情報を記憶してしまうので、同じ敵には2度と負けないようになる能力を持っています。
これを応用したのが予防接種、ワクチンです。毒素を抜いた病原体を少量、体のなかに入れて情報を記憶させ、以後の感染を防ぎます。
でも、風邪(感冒)やインフルエンザ、ガンなどは、その形を次々と変化させるので、「抗体」の力は効果的ではないと考えられています。

リンパ球
リンパ球は脾臓やリンパ節などを通過しながら、血管とリンパ管のなかを行き来しています。リンパ球は免疫機構の、いわばエリート集団です。でも、すぐには活動できません。
マクロファージが侵入した細菌や異常細胞を発見・捕食したときに出した信号を受けてから、活動を開始します。
リンパ球のなかで、最初に活性化するのはT細胞です。T細胞には、キラーT細胞やヘルパーT細胞などがあります。
キラーT細胞は異常細菌などを直接攻撃し、ヘルパーT細胞は抗体生産を促したり(Th2)、キラーT細胞を活性化(Th1)させたりします。
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は文字通り生まれついての殺し屋・殺傷力が高く、常に体内をパトロールし、ガン細胞やウイルス感染細胞を見つけると、単独で直接殺傷します。
健康な人の体内では、毎日100万個ほどのガン細胞が生まれていますが、 ナチュラルキラー細胞などの免疫機構が充分に働いていれば、発ガンには至りません。 でも、ストレスが強い方や高齢の方は、ナチュラルキラー細胞などを中心とした免疫機構が衰えてきますので、ガンや生活習慣病の罹患率が高くなってきます。

サイトカイン
ガンは、体内に存在していた正常細胞が、発ガン物質、活性酸素など、何らかの原因で異常を起こして発生しますが、 自然免疫や獲得免疫などの働きにより、防御され、即発病までには至りません。
ところが、いくつかの異常細胞は免疫担当細胞の認識を免れて、ゆっくりと増殖を始めます。 免疫レベルでの早期ガンとは、通常のガン検診ではなかなか発見しづらいとされています。
一般的には、ガン発病まで10年ほどかかるといわれています。 ガンが発見されていても、リンパ球は絶えず戦いを続けています。ここで重要となるのはキラーT細胞(リンパ球の一つ)の働きです。リンパ球は免疫機構の、いわばエリート集団、ガンを直接攻撃します。
B細胞(獲得免疫)も抗体を生産し攻撃しますが、その能力が十分に生かされません。
というのは、抗体は「敵」を認識して、情報を記憶することで、その能力が最大限に発揮されますが、 ガン細胞は、「元々自分自身の細胞」であったこと、その形を変化させることから、新しい抗体の生産が追いつかないのです。
1種類の抗体は1種類の敵しか認識できません。つまりキラーT細胞を活性化させることがガンを素早く撃退する近道といえます。
では、キラーT細胞を活性化させるにはどうすればよいのか。それは「サイトカイン(情報伝達物質)」の働きにあります。サイトカインとは信号のようなものです。
サイトカインにも多くの種類があり、ヘルパーT細胞をTh1へと導くのがインターロイキン12(IL-12)などのサイトカインです。
IL-12はキラーT細胞の活性も促します。


免疫力が不安な方に


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